Play Model

#03-05 チーム戦術の原則

Basket_IQ
バスケットボールの原則
ゲームサイクルでの原則
フェイズでの原則
認知・意思決定の原則
チームの原則
グループの原則
個人スキル・1v1の原則
チャンクの原則

05 チーム戦術の原則の概略

画像

03 フェイズでの原則
  1. チームのプレッシャーリリース/プレスブレイクの原則
  2. 攻撃の優先順位の原則
  3. ポジショニングとスペーシングの原則
  4. アライメント(フロアバランス)の原則
  5. ムービングの原則
  6. ボールムーブメントの原則

05 チーム戦術の原則

いかにTOVを出さずにシュートを打つか
いかにチームでアドバンテージを作るか

① チームのプレッシャーリリース/プレスブレイクの原則
  ーいかにチームでTOVを出さずにボールを運ぶか

ボールロストの心理的・物理的圧力から解放する

フルコートプレスに対するプレスブレイク

  • 5人全員が関わる
  • ミドルラインを繋ぐ
  • 3人目の動き
  • チームでプレスブレイクの戦術を持っておく
    1. スローインセット
    2. ドラッグスクリーン
② 攻撃の優先順位の原則
  ーいかにチームで
   ・期待値の高いシュートを打つか
 
  ・TOVを出さずにシュートで終わるか
 
  ・ORに入りやすいシュートを打つか

カオスの中で優先順位を共有することで秩序を作る

  • ボールマンの状況が最優先
  • DFのミスをつく
  • 個の優位性・個々の特性を使う
  • 安全なパスと展開
③ ポジショニングとスペーシングの原則
  ーいかにチームで位置的優位性を得るか

スペースを作り、選手間の適切な位置を保ち、適切なポジショニングによって位置的優位性を得る

  • 常に意図のあるポジショニングをとる
  • 広く(ワイド)深く(ディープ)なポジションをとる
    1. 4ptラインを動く
    2. コーナーで止まる
    3. HOU(ヒューストン)スポット
    4. ダンカースポット
  • 早く抜けて、スポットで止まる
  • 一歩の違いにこだわる
④ アライメント(フロアバランス)の原則
  ー5人の関係性を整え、チームオフェンスを

5人が適切にフロア上に位置することで効果的に攻める、ミスを減らす

  • 互いに適切な距離(1スパン)をとる
  • 意図的に2スパンを作る
  • 攻めたいスペースを意図的に空ける
  • ボールサイドとヘルプサイドで2v2+3v3を作る
⑤ ムービングの原則

人の動きによって優位性攻める・優位性を作る

  • 自分が得点するための動き
    1. DFのミスをつく動き(DFがやるべき動きを教えてくれる)
    2. DFのミスを生み出す動き(視野の背後に動く・ミドルラインを超える)
  • チームOFのための動き
    1. DFを動かし、フロアバランスを崩す動き(OFに動きを生み出す)
    2. フロアバランスを整える動き
  • ムービングをチームで連動させる
    1. ムービングによってできたスペースを攻める
    2. 誰かの仕掛け(ブレイク)に初動で合わせる
    3. オフボール同士て連動して動く【リレーション】
⑥ ボールムーブメントの原則
  ーボールを動かして優位性を得る

効果的にボールを動かす

  • ボールを素早く動かす(サンズの0.5秒ルール)
  • インサイドアウトを使う
  • サイドチェンジをする

ABOUT ME
バスケIQ<br>向上委員会
バスケIQ
向上委員会
スタンフォード女子の試合と『岡田メソッド』に衝撃を受けてPrinceton offenseとバスケットボールの体系化を極めるために日々勉強中
→Youtubeチャンネル
記事URLをコピーしました