#03-01-2_3得点計算に用いられるスタッツ
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攻められる前にDFの体制を整え、優位性を作らせない
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トランジションDFの原則は
攻められる前にDFの体制を整え、優位性を作らせない
ことです。
私はいわゆる「切り替え」というのは【エンドオブOF(DF)】のサイクルと捉えています。
トランジションDFは”切り替わった後”にDFを整えるサイクルと考えています。
ですので速攻を多く出されてしまうチームは、まず、エンドオブOFを指導することが良いかと思います。
この部分は非常に大切なことでだと考えています。
トランジションサイクルで優位性を作られない
エンドオブOFでも引用しましたが、吉井先生の
攻撃が防御形態として最悪であるとは、このような5人の攻撃者の位置は、それを防陣形として見れば最も不利な陣形であるということである。
なぜならば、攻撃中の陣形は最も「内線・結合の利」を少なく、しかも、ときには相手の外側という逆のポジションを占めていることがあるからである。
速攻法が最も効果的な攻撃法の一つになり得ているのは、ここにその理由がある。
この部分にトランジションの攻防の要点が集約されていると私は思います。
トランジションOFこの点に置いて優位性が作りやすくさらに、広いスペースが生まれやすいことや、5人が連携して守る構造が作りづらいことなどから、非常にOFが有利なサイクルです。
そのため、DF側は反対に優位性を作らせないように戻り、早く5人が連携して守る構造が作ることが大切になってきます。
この節はそれぞれの優位性を解説していくの長くなってしまうため、それぞれの優位性を別々の記事にして書いていきます。